破綻寸前までバランスを崩しながら、全体としては一つの塊として完成している。きわめてモダーンでありつつ、そこにユーモラスなセンスを漂わせるC2のボディスタイルは、このクラスのコンパクトカーとして出色のデザインだと思う。インテリアがまたいい。黒を基調にアクセントカラーとしてオレンジ、グリーン、ブルーが選べるが、とてもポップだ。シフトノブにテーマカラーごとの透明なプラスチックを使ったところなどお見事だ。安物をごまかして豪華に見せるのでなく、プラスチックをうまく使って、とても楽しく演出している。こうした演出を国産車がおこなうと、すぐにカラ回りして、ただ子供っぽいだけになってしまうのだが、このデザインカは相当たいしたものである。C2はそのエクステリア、インテリアデザインだけでもアドヴァンスが十分ある。こいつは現代工業が作り出した量産品の芸術だ。このクルマを買うのは一種の走る現代美術を買うようなものである。
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ラフェスタ
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