計算、書き取り、単語の問題集などで利用する。たとえば一ページに三〇問くらいあるとする。一五個合えば一五勝一五敗というようなわけだ。この勝敗だけでふつうの人ならすむ。ところが、勉強の嫌いな人間は、これを遊びと結びつけてみる。たとえば、自分の好きなチームの投手成績にしたり、架空の投手を出したりする。そして二〇回ぐらいを切れ目として、二十年間でA投手は通算何勝何敗、勝率いくらとか出すわけだ。もっと細かく、五問くらいで切って五問全部合うと五対○で勝ち、二問だと二対三で負けとかいうようにしてチーム成績にしたり、さらに、この五対○とかをA投手の投げたときの成績とかとして、防御率などまではじき出す。まあ、はっきりいえば、時間のムダなわけだが、それでも全くやらぬよりはずっとましだし、いろいろと計算をすることはまんざらムダとばかりもいえない。それに、いろいろ空想することは子どもの健全な発育にとって悪いとはいえないだろう。