S教授によって納豆の血圧低下研究が盛んになった

2011.11.04

大豆のタンパク質を、自然界には普通は存在しない分子構造に分解し、それによって栄養素を効率よく身体に吸収させる働きをしている納豆菌……。私たちに身近な存在であるにもかかわらず、納豆菌には隠された大きな力がありそうです。先に、納豆が高血圧を下げるというお話をしましたが、実はその働きを担っているのが、この納豆菌だったのです。正確にいうと、納豆菌が発酵の過程でつくりだす酵素こそが、高血圧を下げる働きをしていたのです。しかもこの酵素は、高血圧を下げる働きだけではなく、高血圧の根本的原因でもある血栓を溶かすという、驚異的な作用を持っていることが明らかになりました。この酵素を世界で初めて発見したのが、先に紹介したS教授です。場所はアメリカ・シカゴのマイケルリース研究所。一九八〇年のことです。S教授はもともと発酵に関心があり、山梨大学発酵生産学科で研究を続けていましたが、発酵の仕掛け人ともいえる酵素の研究の方に興味が移り、学部を卒業した後、医学部に入り直して、酵素の研究に打ち込むようになります。

(参考)
青汁|サントリーウエルネスオンライン
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43393/
オンラインショップ